−東福寺副住職時代の心情− 東福寺住職 田部井 祖行 ![]() 当時、東福寺は、寺役員も欠員で、本堂もなくその再建は、元建長寺派宗務総長(故) 大蔵師が兼務住職として奔走されて、本堂の図面・予算等、青写真はできていました。 その後副住職として、本堂建設委員(世話人)の人選、寄付を募る 方法・時期等私に任されましたが、不安感がありました。しかし、不安感というマイナスの心情だけでなく、安心感というプラスの心情を得ることも出来ました。 ある檀家さんの家に、世話人さん達と共に寄付要項書を説明、寄付申込書を回収にお伺いしたとき、「和尚さん、お寺に住んでお寺を護ってくれますか」と問われ、「もちろん」と答えました。 寄付申込書には、多額の金額が書いてありました。このことが、寺に住んで、寺を護ることが大切であることを学びました。 東福寺本堂は、平成四年三月十日に落慶式が挙行されました。 |
