安心できる寺を目指して
−合葬墓と法事−

東福寺住職 田部井 祖行


 令和六年の新春を迎え、檀信徒の皆さまには、ご清祥のことと拝察申し上げます。
コロナ感染拡大は、私たちが経験したことのない事態となり、その影響は当山にとっても多大な影響をうけました。
 まず、「墓じまい」の増加です。墓じまいとは、現在のお墓を解体・撤去し、更地にしてその使用権を、管理者に返還することです。墓じまいは、従来の日本のお墓は、「○○家の墓」のように家名が刻まれ、子孫へと受け継ぐ家単位の継承を基本としていますので、少子高齢化が多くの原因だと思われます。
 この問題は、平成二十四年に建立された『永代合葬墓』にお骨を合葬して、無縁墓を防ぎました。また、ある檀家さんの場合、一部のお骨は移転し、その他のお骨は、合葬し「永代供養」を納めて離檀しました。この様に「永代合葬墓」「永代供養」の制度は機能しております。
 次に、法事の件ですが、現在「年法事案内」は、五十回忌まで案内していましたが、本年度中に案内のデータ化を予定しておりますので、この機会に一般的な三十三回忌をもって、最後の法事案内とさせていただきます。ただ、三十七回忌、五十回忌も重要ですので、ご希望があれば案内させていただきます。
 また、当山では、 案内していませんが、百か日忌という重要な法事があります。百か日忌の法事は、卒哭忌(そっこくき)という別名があり、この法事を機会に嘆き泣くことを止めて、日常の生活を取り戻す意味です。
 これからも『安心できる寺』を目指して修行いたします。



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