−東福寺後住への道程− 東福寺住職 田部井 祖行 ![]() 令和六年四月二十六日、 羽賀香円禅士は、 方廣寺(ほうこうじ)専門道場を暫暇(卒業) し、 東福寺に入寺しました。 数年前より、後任(後継者)を本山建長寺を初め、各方面に探していただきましたが、なかなか『縁』がありませんでした。後住の拝請は、私の責任であり、最後の御奉公と決心しています。 昨年九月、天龍寺派前管長故平田精耕老大師の『会下会』(教 えを受けた弟子の会)があり、出席した天龍寺派宗務総長に窮状を訴えました。後日、方廣寺派管長安永祖堂老大師から直接お電話があり、一人の雲水(修行僧)の推薦をいただき、当山でお会いしました。香円禅士です。 香円和尚の印象は、大変礼儀正しく、真面目であり、かつ働き者です。 一日不作一日不食 (いちじつなさざればいちじつくらわず) ※ 百丈禅師有名禅語。禅林(禅寺)における作務の要点で、「自分がやるべきこと を自分でやる」という自らを律すること 今後の予定として、多くの申請書の作成、儀式等があります。まず初めに師僧転換願を本山建長寺に提出すると共に、現在の師僧、祥泉寺(相模原市)住職に拝請のお願いの為に登山致します。香円和尚は基礎研修会(九月五日)に参加し、教師級検定(十月実施)が 行われます。最後に、もっとも大切な儀式である『転版式(十一月十五日)』が行われます。 檀家の皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。 |